SUSTAINABILITY健やかな地球環境を未来につなぐ~Planetary Health~

健やかな地球環境を未来につなぐために、気候変動への対応や自然資本の持続性向上(生物多様性の保全)等に取組みます。

環境取組み

カーボンニュートラル実現に向けた気候変動対策

社会に大きな影響を与える気候変動への対応を強化し、お客さまや代理店、株主、投融資先などのステークホルダーの皆さまとともに「2050年ネットゼロ」の実現に向けて取組みを推進していきます。また、生物多様性の喪失等の対応として、自然資本の保全・回復にも気候変動と一体的に取組んでいます。

01事業活動におけるGHG排出量のさらなる削減アイコン
事業活動におけるGHG排出量のさらなる削減
  • 【具体策】
  • 電力・ガソリン・紙・廃棄物などの削減、リサイクルの推進等
  • 再生可能エネルギーの導入
02損保事業を通じた社会への貢献アイコン
損保事業を通じた社会への貢献
  • 【具体策】
  • サステナビリティを考慮した事業活動(保険引受、投融資)
  • 脱炭素社会を支援する商品・サービスの提供
  • 脱炭素化につながる投融資の実行や、気候変動に対応した対話の実施
03産業構造や経済社会の変革を踏まえた成長アイコン
産業構造や経済社会の変革を踏まえた成長
  • 【具体策】
  • 取り巻く環境の変化を踏まえた「グリーン成長戦略」への取組み

MS&ADグループ 温室効果ガス排出量削減 中長期目標

(2023年4月1日時点)
2030年度 2050年度
Scope1.2 ▲50%
Scope3 ▲50%
(カテゴリ1,3,5,6,7,13)
NET ZERO
(allカテゴリ)
再生可能エネルギー導入率目標 60% 再生可能エネルギー導入率目標 100%

地球環境との共生~MS&ADグリーンアースプロジェクト~

2022年度から、自然環境の保全・再生や環境負荷低減、防災・減災、地方創生をテーマとした「MS&ADグリーンアースプロジェクト」を開始しました。eco保険証券、Web約款、動画パンフレット等の活用による寄付の実施も含め、以下の4つのテーマで、レジリエントでサステナブルな社会を目指します。

MS&ADグリーンアースプロジェクトロゴ
MS&ADグリーンアースプロジェクトの4つのテーマMS&ADグリーンアースプロジェクトの4つのテーマ

自然環境の保全・再生による防災・減災と地方創生

当社グループは、生態系を活用して気候変動の緩和と適応等の課題を解決する「Nature Based Solution」の概念を「グリーンレジリエンス」として捉え、いちはやく取組んできました。「グリーンレジリエンス」とは、自然の恵みを活かし、生物の多様性を守りながら、自然災害の被害を和らげ、その魅力で地域も活性化するという、好循環を生み出す考え方を言います。

「グリーンレジリエンス」動画二次元コード

こちらの二次元コード、ボタンから動画をご覧いただけます。

※2021年11月に英国で開催された「COP26」では、2030年までに森林破壊をなくすという目標が提唱され、日本を含む100か国以上の政府が合意しました。その解決策として、生態系を活用して気候変動を緩和する「Nature Based Solution」の概念が示されました。

日本国内の湿地・里山・藻場の保全活動

日本では、温暖化の影響による、大雨の発生件数が増えており、河川の護岸やダムだけで防御するのではなく、流域全体で水害を防ぐ「流域治水」や自然を活かした社会基盤の整備「グリーンインフラ」が注目されています。これは、防災・減災だけではなく、第一次産業や観光の復興という面においても、自然を有効に活用するものです。当社グループでは、自然の多面的な機能を活かしたレジリエントでサステナブルな社会を目指し、2022年度から熊本県球磨川、南三陸の自然環境保全・再生エリアで、環境保全活動を開始し、2023年度は、印旛沼流域でのプロジェクトを開始します。

植林活動~あいおいニッセイ同和損保の森~

北海道美幌町にて広葉樹の植林活動を展開し、生物多様性に配慮した森づくりを支えています。お客さまの「ペーパーレス保険証券・Web約款」等の選択率に応じた一部を植林活動へ役立てています。2019年8月より取組みを開始し、4年間で15.5haの土地に植樹をしました。美幌町では森林の環境保全に配慮した木材の認証制度であるFSC認証に力をいれています。当社は、森林を守り育てる活動に積極的に取組んでいきます。

成長過程

成長過程写真01
  • 2019年8月
  • 植林時の苗木の様子
成長過程写真02
  • 2020年11月
  • 生育調査時の様子
  • 雑草や雑木に負けないように下狩りや除伐を行いました。
成長過程写真03
  • 2022年9月
  • 生育調査時の様子
  • 人の背丈以上に成長しています。

テレマティクス自動車保険

テレマティクス自動車保険から環境課題・社会課題の解決へ

事故低減に加え、「地球環境の保全」や「地域の活性化」等の新たな価値を提供することで、社会・地域課題の解決に貢献していきます。

CSV×DXを体現した商品 テレマティクス自動車保険

テレマティクス自動車保険は、テレマティクス技術を活用した各種機能でお客さまの安全運転をサポートします。充実した補償に加え、安全運転スコアと連動した保険料体系や運転診断レポートで事故を未然に防ぐとともに、先進的な損害サービスで事故の影響を減らし、回復を支援するという新たな価値を提供して、交通事故削減という社会課題解決に貢献しています。

テレマティクス自動車保険商品ラインナップ&概要
テレマティクス自動車保険商品ラインナップ
「タフ・つながるクルマの保険」
動画の
二次元コードはこちら
「タフ・つながるクルマの保険」動画二次元コード
「タフ・見守るクルマの保険
プラス(ドラレコ型)」動画の
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「タフ・見守るクルマの保険プラス(ドラレコ型)」動画二次元コード
「タフ・見守るクルマの保険
プラスS」動画の
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「タフ・見守るクルマの保険プラスS」動画二次元コード
「ささえるNAVI」
動画の
二次元コードはこちら
「ささえるNAVI」動画二次元コード
テレマティクス自動車保険概要

CSVの連鎖 テレマティクス自動車保険が生み出した新たな価値

テレマティクス自動車保険が解決する社会課題は、事故の削減に留まりません。安全運転の促進等を加速させることで、事故低減に伴う産業廃棄物削減やエコドライブ推進等によるCO2排出量削減につなげ、カーボンニュートラルの実現にも貢献していきます。また、データを活用した自治体共同での交通安全マップ作成や、脳体操アプリ活用での高齢者の運転寿命延伸による地域の活性化など、CSVを連鎖させ、様々な社会・地域課題の解決を目指します。

CSVの連鎖イメージ図
CSVの連鎖イメージ図

テレマティクス損害サービスシステム

テレマティクス自動車保険のデジタルデータを活用し、お客さまが事故に遭われた際にも迅速かつより適切に事故解決をサポート。

事故緊急自動通報サービス

大きな衝撃を検知すると自動的にコールセンターへ通知し、お客さまへ連絡。レッカー手配などの初期対応を実施。※一部商品を除く

事故緊急自動通報サービス

事故状況の説明負担軽減

事故の場所や事故に至るまでの走行経路等を正確かつスムーズに把握。

事故状況の説明負担軽減

AIによる事故状況把握・過失判定サポート

当社オリジナルのドライブレコーダーの映像をAIが解析。相手車両の速度の導出や、解析した事故情報を判例情報と照らし合わせて過失割合の判定をサポート。

AIによる事故状況把握・過失判定サポート01
AIによる事故状況把握・過失判定サポート02

【動画】「テレマティクス損害サービス」紹介

テレマティクス損害サービス動画二次元コード

テレマティクス損害サービス(高度な事故対応)の紹介動画はこちらの二次元コードからもご覧いただけます。

リサイクルパーツの活用促進

リサイクルパーツを活用した環境に優しい自動車修理

自動車部品の製造や廃棄にはCO2が排出されるため、環境に優しいリサイクルパーツを活用した修理を事故にあわれたお客さまにお勧めしています。

リサイクルパーツの活用促進イメージ図

2022年度に当社が事故の対応を行った事案におけるリサイクルパーツの活用点数は2万点を超えています。これに伴い、200トンを超えるCO2排出量削減に貢献しています。

※2022年度当社自動車保険の保険金支払データを基に当社独自の方式で算出

今後も、お客さま、地域・社会とともに廃棄物削減やCO2削減に貢献していきます。